生ハム VISION ビジョン
日本人シェフが海外で活躍しているように、日本の生ハムもきっと海外で活躍するようになる。日本独自の発酵文化で世界と対峙する。この国が培ってきたあらゆる叡智を結集させて、スペインを超える生ハムをつくる。そしてハモンヤエハラの生ハムは日本のワインや日本酒と“化学反応”を起 こしながら、新たなる食文化のステージを創りだします。
2020.07.27 2020.07.27 2020.07.27
日本人シェフが海外で活躍しているように、日本の生ハムもきっと海外で活躍するようになる。日本独自の発酵文化で世界と対峙する。この国が培ってきたあらゆる叡智を結集させて、スペインを超える生ハムをつくる。そしてハモンヤエハラの生ハムは日本のワインや日本酒と“化学反応”を起 こしながら、新たなる食文化のステージを創りだします。
Jamon8ehara Story ⻑野県東御市八重原、旧北御牧村に佇む歴史と伝統を感じさせる瓦屋根の日本家屋。始まりは北御 牧小学校の分教所として...100 万年前に生息していた古代象アケボノゾウの化石が保管されてい た郷土資料館として...地域のみなさまの想いの詰まった建物を、生ハム工房 Jamon8ehara として リノベーション。
小学校の分教所であった名残を大切に、温もりのある“school design”に。八重原の乾いた風を心地 よく感じてもらえるように、シーリングファンを。⻑方形の大きなテーブルにはモールテックス加 工を施し重厚感を、その場でライブキッチンができるように調理ファシリティも設備。冬には薪ストーブ、奥の間には信州の囲炉裏を再現し、日本の Season を感じるデザインに。
日本を代表する日本ワインの産地長野県東御市で
日本の食文化をさらに進化させ もっと豊かにしたい
そのためには
生ハムの本場スペインの生ハムを超える!!
東御市八重原は信州随一の寡雨(年間雨量が非常に少ない)地域で、水不足のために多くの溜池が 存在します。また浅間山、蓼科山や八ヶ岳という信州を代表する山々からの吹きっさらしの風に、 台地という土地の形状が“日本有数の乾燥地域”というテロワールを育んでいます。スペインの生ハムの名産地が代表的な乾燥地域であるように、生ハムにとって“乾燥”とは“最良のスパイス”となる わけです。
職人技だけではない
日本人の繊細で研ぎ澄まされた感性で
良質な生ハムをつくるために
科学的なアプローチを生ハムに持ち込みました
日本の職人技に見られる研ぎ澄まされた感性は、世界でも一目おかれるほどになりました。ただ、 その人にしかできない=その人がいなくなればできない、になります。生ハムの工程にも“職人技” と呼ばれるほどの技術を披露したいところですが、ハモン・ヤエハラのビジョンは“日本の食文化 を進化”させること。その技術を八重原だけで終わらせるつもりはありません。ハモンヤエハラの クオリティを標準化させ、⻑野県内はもちろん日本全国に、ヤエハラモデルを伝搬させていけたら と考えています。